エコキュートの電気代はいくら?実態と節約術を詳しく紹介

  • URLをコピーしました!

エコキュートの電気代はいくら?実態と節約術を詳しく紹介

電気・ガス・水道の光熱費をイメージしたアイコンが並び、それらの料金を電卓で計算している様子を表した画像

エコキュートを導入したいけれど、実際の電気代がどのくらいになるのか気になる方は多いでしょう。実際の料金目安や節約方法を知れば、安心してエコキュートを活用できます。

本コラムでは、家族人数別の電気代目安や時間帯ごとの料金差、地域による影響などを詳しく解説します。さらに、電気代を節約するためのエコキュートの賢い使い方も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

エコキュートの電気代は高い?

黄色の背景に、階段状に積み重ねられた9つの木製ブロックがある。一番下の左端のブロックには日本語で「電気代」と書かれており、その上の各ブロックには白い上向きの矢印と、その上に積み重ねられた硬貨が配置されている画像

エコキュート(自然冷媒ヒートポンプ給湯機)は環境にやさしいだけでなく、光熱費の節約にもつながる給湯器です。しかし、「電気代が高いのではないか?」と不安な方も多いでしょう。

ここでは、家族の人数や使用時間、地域によって異なる電気代の目安を詳しくご紹介します。

【家族人数別】エコキュートの電気代目安

エコキュートの電気代は、家族の人数やお湯の使用量によって大きく変わります。東京エナジーパートナーエリアでのスタンダードプラン(311.75円。2025年4月現在)と一般的なエコキュートのモデルを基準に考えると次のようになります。

家族の人数エコキュートの電気代
1⼈暮らし約1,500円~2,000円
2人暮らし約2,000円~2,500円
4人暮らし約3,000円~4,000円

ただし、これらの金額はあくまで参考例です。

一般的な目安として参考にしてください。具体的な金額は住んでいる地域や契約プラン、家族の使用状況によって異なります。

参考:東京電力エナジーパートナー「スタンダードプラン(関東)|電気料金プラン

時間帯で電気代は変わる

エコキュートは主に夜間の電力を利用してお湯を沸かすため、電気料金プランによっては時間帯で料金が大きく異なります。

多くの電力会社が夜間の電気料金を割安に設定したプランを用意しており、活用することでさらに電気代を抑えることが可能です。

そのため夜間の電気料金が割安になるプランを契約することで、電気代の節約が期待できます。

逆に、夜間に割安になるプランで昼間に頻繁にお湯を沸かすと電気代が高くなる可能性があるので注意しましょう。

地域差も電気代に影響する

エコキュートの電気代は地域によっても差が出ます。

これは、電力会社の料金設定や気候条件が異なるためです。一般的に、北海道や東北など寒冷地では外気温が低いため、エコキュートがお湯を沸かすのに多くの電力を必要とし、電気代が高くなる傾向があります。

また、具体的な電気料金は各地域の電力会社によっても異なるため、自分の住んでいる地域の電気料金を確認すると良いでしょう。

【電気代を節約!】効率的なエコキュートの活用法

ミニチュアの家、電球が飛び出した水色の財布、そして積み重ねられた硬貨が並んでいる画像

エコキュートの電気代を節約するためには、機能や特徴を最大限に活用することが大切です。ここでは、効率的なお湯の使い方や節約モードの設定、タイマー機能の利用方法など、具体的な節約術をご紹介します。

効率的にお湯を使う

お湯の使い方を工夫することで、エコキュートの電気代を抑えることができます。

例えば、家族が連続してお風呂に入るようにすれば、湯船のお湯が冷めにくくなり、保温や追い焚きのための電力消費を減らせます。また、シャワーを出しっぱなしにしないなど使い方を見直したり、節水シャワーヘッドを使用することで、お湯の使用量自体を減らすことも効果的です。

さらに食器洗いに高温のお湯を必要としない場合は、水やぬるめのお湯で対応できます。エコキュートでお湯を沸かす回数や量を減らすことで、電気代の節約につながります。

エコキュートを節約モードに設定する

エコキュートには、電気代節約のための節約モードや省エネモードが搭載されている機種があります。これらのモードを使用すれば無駄なエネルギー消費を抑えつつ、必要なお湯を確保できます。

節約モードの設定方法は機種によって異なりますが、リモコンのメニューから簡単に設定できるのが一般的です。一度設定しておけば、日々の生活で自動的に省エネが実現するため、ぜひ活用してみましょう。

タイマー機能を利用する

タイマー機能で電気代の安い時間帯にお湯を沸かせば、電気代の高い時間帯を避けて節約できます。特に、電気料金プランで夜間の電気代が安く設定されている場合、タイマーを使って夜間にお湯を沸かすようにすると効果的です。

また、日中に大量のお湯を使う予定がある場合は、あらかじめタイマーで沸き増しの時間を設定しておくことで、必要な時にお湯切れを防ぎつつ無駄な電力消費を抑えられるでしょう。

高温足し湯と追い焚きを使い分ける

お風呂のお湯が冷めてしまった場合、高温足し湯や追い焚き機能を使って温め直すことができます。これらの機能の使い方によって電気代が変わります。

一般的に、高温のお湯を足して温度を上げる高温足し湯の方が、追い焚きよりも電力消費が少なく済みます

エコキュートでは、追い焚きは浴槽内のお湯を一度エコキュートに戻して温め直す仕組みとなっているため、ポンプなどに電力を使用するのです。

一方、高温足し湯はタンク内の高温のお湯を直接浴槽に追加するため、電力消費が少なくて済みます。状況に応じてこれらの機能を使い分けることで、電気代の節約につながるでしょう。

まとめ

「電気代」と書かれた黄色いブロックが並び、周囲に家の模型、電卓、温度計(26℃表示)、花が配置されている画像

エコキュートの電気代は、家族の人数や使用状況、地域や時間帯によって変動しますが、工夫次第で大きく節約することが可能です。

効率的なお湯の使い方や節約モードの活用、タイマー機能の設定など、日々の生活に取り入れられる節約術を実践してみてください。これらのポイントを押さえることで、エコキュートのメリットを最大限に活かし、快適で経済的な暮らしを実現できるでしょう。

なお、各家庭の使用状況や条件は異なりますので、具体的なシミュレーションをおこない、最適な使い方や電気料金プランを選択することをおすすめします。エコまるでは、エコキュートの設置をしているため、ぜひご相談ください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次