ダイヤゼブラ蓄電池の価格や機能は?保証内容やコストを解説

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ダイヤゼブラ蓄電池の価格や機能は?保証内容やコストを解説

ダイヤゼブラの蓄電池の評判や特徴、価格・性能を解説するアイキャッチ

数ある家庭用蓄電池のなかでも、ダイヤゼブラ蓄電池は信頼性が高く人気です。現在はダイヤゼブラ電機という社名ですが、太陽光発電システムのなかでも重要なパワーコンディショナーのメーカーとして有名な旧田淵電機が手がけています。

本コラムでは、ダイヤゼブラ蓄電池の機能や価格について詳しく解説します。また、保証内容や補助金についても説明するので、ぜひ参考にしてください。

目次

ダイヤゼブラ蓄電池の基本情報

ダイヤモンドエレクトリックホールディングス株式会社のホームページを引用した画像
※画像引用元:ダイヤゼブラ公式サイト
会社名ダイヤモンドエレクトリックホールディングス株式会社
事業内容自動車機器事業、電子制御機器事業、 関連事業をおこなう子会社などの経営管理
設立年月日2018年10月1日
対応エリア全国各地
公式サイトhttps://www.enetelus.jp/

ダイヤゼブラは元々田淵電機という社名で、パワーコンディショナーを主力として太陽光発電システムを販売するメーカーでした。

現在はダイヤモンドエレクトリックホールディングス株式会社の子会社のダイヤゼブラ電機として、蓄電池やV2H(Vehicle to Home)、パワーコンディショナーを販売しています。

ダイヤゼブラの蓄電池やV2H、パワーコンディショナーは、EneTelus(エネテラス)というブランド名で開発・販売されています。ここからは、ダイヤゼブラ蓄電池の特徴やメリットを詳しくみていきましょう。

高性能なハイブリッド型蓄電システムを提供

ダイヤゼブラ蓄電池は、機能性に優れたハイブリッド型蓄電池を多く販売しています。ハイブリッド型蓄電池とは、1台のパワーコンディショナーで太陽光パネルと蓄電池を連携できるタイプの蓄電池です。

それぞれにパワーコンディショナーを設置する単機能型に比べて電力変換がシームレスにおこなわれるため、電力をより効率的に活用できるというメリットがあります。

主力のハイブリッド型蓄電池である「EIBS7(アイビスセブン)」を例にあげましょう。EIBS7はハイブリッド型ということに加え電力をためる力が最大5.5kWと強く、蓄電容量も最大14.08kWhあるため、より早く・より多くの電力をためることができます。

さらに、出力も5.5kWとハイパワーなので、蓄電池内の電力で一度にたくさんの電化製品を動かすことも可能です。

機能性や保証面で安心感が高い

ダイヤゼブラ電機は、家庭用太陽光発電システムにおいて豊富な経験と実績を持つメーカーです。パワーコンディショナーの開発で築いたノウハウにより、高い技術力や機能性を実現しています。高い技術力は、ダイヤゼブラの蓄電池が選ばれる理由のひとつです。

さらに、ダイヤゼブラ蓄電池は長寿命な点も優れています。例えばEIBS7は、充放電を12,000回以上おこなえる仕様です。1日1回充放電を繰り返した場合、約33年間使用できる計算になります。一般的な蓄電池は6,000サイクル前後なので、耐久性に優れていることがうかがえるでしょう。

また、ダイヤゼブラでは標準で15年間の保証が付帯します。保証期間中に製品機能に問題が発生した場合や、蓄電容量が初期の60%を下回った場合に交換や修理が受けられます。保証期間が10年間のメーカーも多いため、長く安心して使いたい方にも安心です。

V2Hに対応するマルチリンク蓄電システム

ダイヤゼブラは、電気自動車(EV)の充電に便利なV2Hと連携できる蓄電池も販売しています。マルチリンク蓄電システム「EIBS V(アイビスブイ)」は、パワーコンディショナーと蓄電池ユニット、V2Hユニットがセットになった商品です。

V2HはEVの充電だけでなく、EVバッテリーにためた電力を家で使用できるようにする機能があります。EIBS Vを導入すると、蓄電池にためた電力を使ってEVに充電ができるので、より効率的な電力の活用が可能です。

EIBS Vの蓄電池ユニットは、ハイパワーの5.5kWで充電・放電ができます。-20℃でも動作するので、寒冷地で多く選ばれています。

ダイヤゼブラ蓄電池の性能・機能

夕日を背景に蓄電池を持つ手の画像

続いて、ダイヤゼブラの蓄電池の性能や機能について解説します。他メーカーと比較して、ダイヤゼブラ蓄電池が自分にあっているか判断してください。

蓄電容量と出力の詳細

ダイヤゼブラの代表的な蓄電池「EIBS7」の蓄電容量は7.04kWhです。1台で一般的な1~2人暮らしの家庭の電力を十分に確保できます。2台併設もできるので、最大14.08kWhの大容量蓄電池としても設置が可能です。

一方マルチリンク蓄電システムの「EIBS V」の蓄電容量は6.21kWhです。

また、最大出力はどちらも最大5.5kWと非常に大きく、一度に多くの家電を使用する場面でも実力を発揮します。

蓄電池のタイプ

ダイヤゼブラの蓄電池は、ハイブリッド型の蓄電池です。効率的な電力交換が可能なだけでなく、機器の設置が省スペースにできるというメリットもあります。

また、ダイヤゼブラ蓄電池は全負荷型仕様です。全負荷型は、停電時に家全体に電力を供給できます。200V機器にも対応しているので、エアコンやIH調理器などの使用電力が大きい家電でも問題なく使用可能です。

さらに、停電時に蓄電池や太陽光発電から電力が自動で供給される切替機能があります。この機能により、停電時でも電力が供給され、生活への支障を最小限に抑えられるでしょう。

スマートフォンと連携できる

EIBS7は、スマートフォンアプリ「システムモニタ」により遠隔操作が可能です。このアプリを使用することで、運転状態や残量確認、運転モードの切り替えがどこからでも簡単にできます。

運転モードは、スマートモード・省エネモード・ノーマルモード・蓄電モードの4つです。契約している電力プランや、蓄電池を導入する目的にあわせて自由にモード変更ができます。

アプリはダイヤゼブラの機器を持っていれば無料で利用できます。

ダイヤゼブラ蓄電池の価格

黄色の背景に木の家とコンセント、小銭、ソーラーパネルがあるイラスト

続いて、ダイヤゼブラ蓄電池の価格や導入コストについて解説します。

ダイヤゼブラ蓄電池の価格帯・施工にかかる費用

ダイヤゼブラ蓄電池の価格はモデルや販売会社・設置業者によって異なります。主力のEIBS7の場合、1台の価格帯が約150万~235万円、2台設置する場合は約240万~300万円です。

この価格は、販売会社や設置条件によって異なります。詳しい費用については販売代理店や設置業者に見積もりを依頼しましょう。

また、蓄電池導入には本体価格だけでなく設置工事費用も含まれます。設置条件にもよりますが、設置工事費用は約20万~30万円が相場です。

補助金制度の活用

蓄電池は、国や多くの自治体で補助金の対象とされています。補助金制度を活用することで、蓄電池の初期費用を大幅に軽減することが可能です。

具体的に国の制度では「DR家庭用蓄電池事業」や「子育てグリーン住宅支援事業」などがあります。DR家庭用蓄電池では最大60万円、子育てグリーン住宅支援事業では一戸あたり64,000円の補助が受けられます。

販売会社や施工業者によっては申請に必要な手続きを代行してもらえることも多いです。エコまるでは、補助金制度の案内はもちろん複雑な申請手続きも代行しています。蓄電池の導入に興味があればぜひお問い合わせください。

まとめ

手前から電気プラグ、蓄電池、太陽光パネルの順に床に置かれている画像

ダイヤゼブラ蓄電池は、信頼性や耐久性などから注目を集めています。他社製品と比較しても高い性能を持ち、幅広いニーズに対応しています。

また、長寿命で15年間の保証もついているので、長く安全に使用できる点も魅力です。初期費用は150万以上かかりますが、耐久性や保証面を考えるとコストパフォーマンスも悪くありません。

エコまるでは、ダイヤゼブラ蓄電池ほか、幅広いメーカーの蓄電池を取り扱っています。各ご家庭にあったメーカーやモデルをご提案しますので、蓄電池や太陽光発電の導入なら、ぜひお問い合わせください。

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