【2025年最新】京セラの蓄電池の評判口コミ・価格・性能を徹底分析!

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【2025年最新】京セラの蓄電池の評判口コミ・価格・性能を徹底分析!

京セラの蓄電池の評判や口コミ・特徴を解説した画像サムネイル

家庭用蓄電池が注目を集めるなか、京セラの家庭用蓄電池が気になる方も多いでしょう。京セラの蓄電池は、知名度が高い国内メーカーの蓄電池として信頼されています。しかし、「実際の評判はどう?」「京セラの蓄電池は他社とどう違うの?」など、疑問もあるかもしれません。

本コラムでは、京セラの蓄電池の評判を分析し、価格、性能について解説しました。分析してわかった京セラ蓄電池の魅力や、選び方のポイントも詳しく解説します。

蓄電池導入を検討し始めたばかりの方から、各メーカーの情報収集中で徹底的に比較したい方まで、京セラの蓄電池について気になる方はぜひ参考にしてください。

目次

京セラの蓄電池とは?基本的な特徴と強み

京セラの公式サイトを引用したキャプチャ画像
※画像引用元:京セラ株式会社公式サイト
会社名京セラ株式会社
事業内容情報通信事業、自動車関連事業、環境・エネルギー事業、医療・ヘルスケア事業など
設立年月日1959年4月1日
対応エリア全国
(重塩害地域も屋内設置などで対応可能)
公式サイトhttps://www.kyocera.co.jp/solar/

京セラの蓄電池は、日本国内で長年培われた技術と信頼性を持つ製品です。高性能なリチウムイオン電池を採用することで、長寿命と高い安全性を実現しています。

また、太陽光発電との連携効率が良いことも特徴です。京セラの蓄電池を導入することで、電力使用量を削減できます。

さらに、停電時の自動切り替え機能を備えており、非常用電源としても活躍します。これらの特徴により、京セラの蓄電池は多くの家庭で選ばれています。

国内メーカーならではの高品質と信頼性

京セラは、日本を代表する電子機器メーカーとして知られています。その技術力は世界的にも評価されており、蓄電池分野でも高品質な製品を提供し、その信頼度は高いです。

国内随一の住宅での長期使用実績

京セラの蓄電池は、高耐久で長く使える点も評価されています。

一般的に、リチウムイオン電池の寿命は約10年とされていますが、京セラの蓄電池は独自の技術により最大15年の長寿命を実現しました。

京セラは、1993年に国内初の住宅用太陽光発電システムの販売を開始したメーカーです。当時販売されたシステムは、2024年5月時点でも稼働しています。30年以上安定稼働する丈夫な製品を開発していることがわかります。

厳しい品質管理

厳しい品質管理によって製品品質を高く保っている点も、京セラならではのポイントです。

京セラは、世界各地の実績データを分析し、高品質な太陽光発電システムの開発に尽力してきました。蓄電池を含め、製品の品質管理は京セラ内部で厳しく取り締まっています。品質第一をモットーに独自の試験を繰り返すことで、安全で高品質な製品を提供しています。

例えば京セラが開発した太陽電池モジュールは、世界の第三者機関による厳しい基準を満たし、高性能であるという認定を受けています。

手厚いアフターサービス

京セラは、アフターサービスの手厚さでも評価されています。

具体的には、最大20年まで保証される延長保証(トリプル保証)が特徴的です。京セラなら、標準保証の期間を超えて保証を受けられるので、蓄電池を安心して長く使い続けることができます。

トリプル保証の内容は次のとおりです。

  • 機器保証:引き渡しより15年(標準10年)
  • 自然災害保証:引き渡しより15年(標準10年)
  • 出力保証:引き渡しより20年(標準も20年)

トリプル保証は有償ですが、保証期間中は修理を回数無制限で依頼できます。このように、アフターサービスの手厚さも多く選ばれる理由です。

京セラ蓄電池の種類と性能を比較!最新モデルは?

京セラの蓄電池にはさまざまな種類があり、家庭のニーズにあわせて選べます。

ここでは、実際の製品を具体例としてあげながら、全負荷型と特定負荷型、ハイブリッド型と単機能型などの違いについて解説します。また、最新モデルの改良点や旧モデルとの違いもあわせて紹介するので、参考にしてください。

京セラの代表的な製品と特徴を表にまとめました。

スクロールできます
製品名蓄電池タイプ蓄電容量セット内容特徴
マルチ入力型ハイブリッド蓄電システム
Enerezza Plus(エネレッツァ プラス)
・ハイブリッド型
・全負荷型
・5.5kWh
・11.0kWh
・16.5kWh
・蓄電池ユニット(LBS-0550)
・マルチ入力型パワーコンディショナ(MBS-590)
・リモコン
・通信モデム
燃料電池やEVなどからの電力供給も可能
単機能型蓄電システム
Enerezza(エネレッツァ)
・単機能型
・特定負荷型
(トランスユニットで全負荷型にも対応可能)
・5.5kWh
・11.0kWh
・16.5kWh
・蓄電池ユニット(LBS-0550)
・パワーコンディショナ(SBS-300)
・リモコン
・通信モデム
トランスユニットで200V機器も使用可能

全負荷型と特定負荷型の違い

家庭用蓄電池は、停電時の電力供給の違いで全負荷型と特定負荷型に分類できます。簡単にいうと、全負荷型の蓄電池は、停電時に家全体の電力をバックアップできるタイプです。一方、特定負荷型は特定の部屋やコンセントでのみ電気を使用できます。

京セラの製品で例をあげると、Enerezza Plus(エネレッツァ プラス)は全負荷に対応した蓄電池です。

一方Enerezza(エネレッツァ)は、特定負荷型の蓄電池です。あらかじめ設定した部屋や家電に優先的に電力を供給できるので、停電時にも安心して生活できます。

全負荷型は初期費用が高めですが、非常時にすべての電気機器を使用できるメリットがあります。特定負荷型は初期費用を抑えつつ、いざというとき、最低限の部屋や家電に安定した電力を供給したい場合に適しています。

ハイブリッド型と単機能型の選択肢

ハイブリッド型は、パワーコンディショナ(パワコン)1台で太陽光発電と蓄電池を連携できる蓄電池です。パワーコンディショナは、発電・充電した電力を家庭で使用できるように変換する機器のことをいいます。

反対に、単機能型は蓄電池専用のパワコンの導入が必要です。すでに太陽光発電を導入している場合、既存の太陽光発電用のパワコンとは別に、蓄電池用のパワコンを導入する必要があります。

京セラでは、ハイブリッド型・単機能型のどちらの蓄電池もラインナップしています。先に紹介した「Enerezza」は単機能型、「Enerezza Plus」はハイブリッド型の蓄電池です。

京セラの蓄電システムは、ライフスタイルにあわせて太陽光発電・パワーコンディショナ・蓄電池を組み合わせて購入できます。「Enerezza」では、オプションの導入で200Vの機器も使用可能です。

京セラの蓄電池の最新モデルと最新情報

「Enerezza Plus」は、京セラの蓄電システムの最新モデルです。「Enerezza Plus」の蓄電池ユニットLBS-055は、屋内外に設置できるコンパクトなサイズが評価されています。

幅485㎜×高さ562㎜×奥行き280mmなので、室内に設置もできるサイズ感です。屋内設置が可能になったことで、重塩害地域やマイナス20度以下の寒冷地でも設置できるようになりました。また、デザインは白で統一されていて、インテリアも邪魔しません。

さらに、LBS-055は世界初のクレイ型リチウムイオン電池を採用した家庭用蓄電池です。粘土状の材料で電極を形成することで、電解液の漏れなどのリスク軽減に成功しました。従来のリチウムイオン蓄電池に比べて、約1.5倍長持ちするといわれています。

京セラは、2025年3月に多雪地域対応の太陽光発電システムを製品化すると発表しました。今後さらに幅広い地域・環境で太陽光発電システムが活用できるよう、開発が進められていくでしょう。

京セラ蓄電池の価格相場は?他メーカーとの比較

蓄電池の導入にあたり、価格は大きな検討材料です。ここでは、京セラ蓄電池のモデル別の価格帯を、長州産業とオムロンと比較して解説します。また、導入費用を抑える方法も紹介するので参考にしてください。

京セラ、長州産業、オムロンの製品の製品情報は次のとおりです。

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メーカー代表的な製品製品のタイプ価格相場蓄電容量特徴
京セラ
マルチ入力型ハイブリッド蓄電システム
Enerezza Plus(エネレッツァ プラス)
・ハイブリッド型
・全負荷型
約150万~260万円・5.5kWh
・11.0kWh
・16.5kWh
燃料電池やEVなどからの電力供給も可能
長州産業スマートPVマルチ・ハイブリッド型
・全負荷型
・特定負荷型
約160万~280万円・6.5kWh
・9.8kWh
・16.4kWh
需要にあわせて機器を選択できるマルチモデル
オムロンマルチ蓄電プラットフォーム (KPBP-A)・単機能型
・ハイブリッド型
・全負荷型
・特定負荷型
約150万~330万円・6.5kWh
・9.8kWh
・12.7kWh
・16.4kWh
目的や暮らしに適した製品を組み合わせられる

この表をもとに、京セラの価格帯を詳しくみていきましょう。

モデル別の価格帯と導入帯コスト

京セラの蓄電池の価格は、150万~260万円程度です。京セラの蓄電池は用途やライフスタイルにあわせて導入する機器や台数を選ぶことができます。選ぶ機器によって、導入費用が高くなることも視野に入れておきましょう。

例として、「Enerezza Plus」の製品のセット内容と希望小売価格をまとめました。

形式セット内容蓄電容量希望小売価格(税込)
EGS-MC0550・蓄電池ユニット1台
・マルチ入力型パワーコンディショナ
・リモコン
・通信モデム
5.5kWh342万1,000円
EGS-MC1100・蓄電池ユニット2台
・マルチ入力型パワーコンディショナ
・リモコン
・通信モデム
11.0kWh562万1,000円
EGS-MC1650・蓄電池ユニット3台
・マルチ入力型パワーコンディショナ
・リモコン
・通信モデム
16.5kWh782万1,000円

また、設置工事にも費用がかかります。設置工事費用は、20万~30万円程度が相場です。設置工事費用も含めた総額で検討しましょう。

長州産業・オムロンとの価格・性能比較

同じ国内メーカーである長州産業・オムロンと京セラを比較すると、京セラの蓄電池は中価格帯に位置します。

メーカーにより製品タイプはさまざまで、京セラの蓄電池は電気自動車など外部電源と電力のやり取りができる点が特徴です。

特に、燃料電池との連携を考えている方は、京セラの蓄電池システムをおすすめします。特許技術により、停電時でも燃料電池の電力を蓄電池にためておくことができます。

価格だけでなく、性能などを総合的に比較して、自分のニーズに合った製品を選びましょう。

補助金の活用で導入費用を削減できる

蓄電池の導入には、国や自治体からの補助金制度を活用できます。蓄電池は導入費用が高額ですが、電力使用量の削減による節約効果も高いです。安く購入できれば、そのぶん導入にかかった費用を早く回収できることになります。そこでおすすめなのが補助金の活用です。

例えば、国土交通省が実施している「子育てエコホーム支援事業」では、蓄電池を設置するリフォームに対し、最大64,000円の補助が受けられます(2024年時点)。さらに、「DR補助金」を活用すれば最大60万円の支援を受けることも可能です(2024年時点)。

加えて、独自の補助制度を設けている自治体もあるため、自治体のサイトを確認しておくと安心です。

なお、ジャパンライフアシストでは、各種補助金の申請手続きを代行します。蓄電池や太陽光発電の導入をお考えの方はぜひご相談ください。国の補助金はもちろん、自治体の支援対象となるかどうかなど、さまざまな疑問にも丁寧にお答えします。

京セラ蓄電池の口コミ・評判をチェック!利用者のリアルな声

中央にワンピースを着た女性がいて手のひら上や周りに星の数で評価した口コミの画像が表示されている画像

続いて、京セラの蓄電池を実際に使用しているユーザーの口コミや評判を確認しましょう。高評価のポイントやデメリットとしてあげられる点をまとめました。

「高耐久性で長く使えるのが決め手」

多くのユーザーが、京セラの蓄電池の耐久性に満足しています。

例えば、

「京セラの半固体ですけど、60%までに20000サイクルとありますね。でもこれって年数換算で50年ですよね。・・・家の寿命が先にきそうです。」
引用元:価格ドットコム

「寒い日が続いてますが、低温下での充電も液系蓄電池よりは、クレイ型なので強いのかな?と思います。」
引用元:価格ドットコム

といった口コミがありました。

京セラのクレイ型リチウムイオン蓄電池は、従来の京セラ製品(EGS-ML0650/EGS-LM0320)に比べて1.5倍の高寿命が魅力です。また、気温による性能の低下リスクが少ない安心感も評価されています。

「停電時の安心感が高い」

停電時に自動で非常用電源に切り替わる機能が便利と評判です。災害時に電力が確保できる安心感は大きなメリットです。

「太陽電池が発電した電力を蓄電池に蓄え、停電時には自動的に自立運転。災害時にも安心ですね。」
引用元:X

という口コミでも高評価が伝わります。

非常時でも普段通りの生活ができるのは心強いでしょう。

「丈夫なぶん価格はやや高め」

一部のユーザーからは、価格が高いとの意見もあります。

「京セラだから丈夫だけど高い。初期にドイツでよく使われていたメーカー。蓄電池含めて300~400万。」
引用元:X

しかし、価格の高さと同時に高い耐久性に触れる口コミが多いです。京セラの蓄電池は長く使うことができるので、コストパフォーマンスで考えると他のメーカーに比べて高すぎることはありません。

導入時にかかる費用だけで考えず、長期的な視点で価値を判断したほうがよいでしょう。

京セラ蓄電池はどんな方におすすめ?選び方のポイント

蓄電池と太陽光パネルを粘土のおもちゃのようなもので描かれたイラスト

ここまでの情報を踏まえて、京セラの蓄電池がどのような方に適しているのか解説します。蓄電池を選ぶポイントとしても参考にしてください。

長寿命で高性能な蓄電池を求める方

性能や耐久性を重視する方には、京セラの蓄電池がおすすめです。

京セラの蓄電池は、世界初のクレイ型リチウムイオンを採用しています。液漏れや発火といったリスクを抑え、従来型の1.5倍の長寿命を実現しました。長期間にわたって安定した性能を発揮するため、コストパフォーマンスに優れています。

「せっかく導入するなら、安心して長く使える蓄電池を選びたい」という方に最適です。

アフターサービスを重視する家庭

京セラは、長期的に利用することを念頭に置いた手厚いサポートも評価されています。

住宅用太陽光発電システムに関しては、20年に延長して保証を受けることも可能です。保証期間中は修理が何度でも受けられるので、「メンテナンスしながら長く使いたい」という方に向いています。

また、修理・メンテナンスは公式サイトのフォームから簡単に申し込みできます。電話窓口でも対応しているので安心です。

太陽光発電や外部電源と連携したい方

太陽光発電だけでなく、外部電源や燃料電池と蓄電池を連携して活用したい方にも、京セラの蓄電システムがおすすめです。

京セラの主力製品である「Enerezza Plus」では、太陽光発電だけでなく、燃料電池や外部電源と蓄電池を接続できます。パワーコンディショナを介して電力をやり取りすることで、停電時に燃料電池やEVなどからの給電も可能です。

「停電時の備えを万全にしておきたい」「将来的に電気自動車を購入したいと考えている」という方は、京セラの「Enerezza Plus」が向いています。

まとめ

スーツを着た男女3人が太陽光発電の導入をデスク上で検討している画像

京セラの蓄電池は、多くの販売実績があることで高い信頼性があります。さらに、厳しい品質管理によって品質の高い製品開発を進めている点も魅力です。

長寿命で高性能なクレイ型リチウムイオン電池の採用や、アフターサービスの手厚さなど、京セラならではのメリットも多々あります。

価格はやや高めですが、補助金の活用や長期的な電気代削減効果を考慮すると、コストパフォーマンスにも優れています。特に耐久性やアフターサービスを重視する方にとって、京セラの蓄電池はおすすめです。

ジャパンライフアシストでは、ご家庭のニーズや将来設計に合った太陽光発電や蓄電池を提案します。「京セラの蓄電池が我が家にあっているかわからない」など、お悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。

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