【2025年】太陽光パネルメーカーおすすめ10選!コスパ・実績で徹底比較

太陽光発電の導入を検討している方にとって、「どのメーカーの太陽光パネルを選べばいいのか?」は大きな悩みのひとつです。国内外に多くのメーカーが存在し、それぞれ発電効率や価格、保証内容が異なるため、どれが最適なのか判断が難しいものです。
導入を検討する際には、「コスパの良いメーカーは?」「信頼できるメーカーは?」といったポイントを念頭に業者を選ぶようにしましょう。
本コラムでは、おすすめの信頼できる太陽光パネルのメーカー10社を紹介します。メーカー選びで重要なポイントもあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
太陽光パネル(ソーラーパネル)メーカーの選び方

太陽光パネル(ソーラーパネル)のメーカーを選ぶ際には、次のポイントを意識しておくことが大切です。
- 発電出力と変換効率
- 価格と性能のバランス
- 保証期間とアフターサービス
- 耐久性・防塵・防水性能
発電出力と変換効率を確認
太陽光パネルを選ぶ際には、まず発電出力と変換効率を確認することが重要です。これらは太陽光パネルの性能に直結する要素となります。
発電出力とは、パネルが生み出せる電力の大きさを示す指標です。一般的に「W(ワット)」で表され、数値が大きいほど一度に多くの電力を発電できることを意味します。
変換効率は、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換できる割合を示します。たとえば、変換効率が20%のパネルは、受けた太陽光のうち20%を電力として利用できるということです。変換効率が高いほど、限られた設置スペースでも高い発電量を確保できます。
発電出力と変換効率の性能に優れた太陽光パネルを選ぶようにしましょう。
価格と性能のバランスを考慮する
太陽光パネルを選ぶ際には価格と性能のバランスを考えることも重要です。
安価なパネルを選んでも性能が低ければ、自家発電で電気代をカバーできませんし、高性能なパネルは初期費用が高すぎると導入の負担が大きくなります。
コストを抑えつつ十分な発電量を確保するためには、変換効率の高いパネルを適正な価格で提供しているメーカーを選ぶことがポイントです。
保証期間とアフターサービスの充実度
太陽光パネルは長期間にわたって使用する設備のため、保証期間やアフターサービスの充実度は重要な選定基準になります。初期費用だけでなく、万が一のトラブルに対応できる体制が整っているかを確認しましょう。
一般的に、太陽光パネルには「製品保証」「出力保証」があります。
製品保証はパネルや機器の不具合に対応するもので、10~15年の期間が一般的です。出力保証は、長期間にわたり発電性能が一定以上を維持できることを保証するもので、20~25年ほどの保証を提供するメーカーが多い傾向にあります。
保証内容が手厚いメーカーを選べば、故障や発電量の低下が発生しても無償修理や交換の対象になるため、余計なコストを抑えられるでしょう。
耐久性・防塵・防水性能のチェック
太陽光パネルは長期間にわたって屋外に設置されるため、耐久性や防塵・防水性能を確認することが重要です。特に、日本の気候に合ったものを選ぶことが求められます。
太陽光発電は天候や環境の影響を受けやすいため、適切な性能を備えたパネルを選べば、長く安定した発電が可能になるでしょう。
【2025年最新】太陽光パネルメーカーおすすめ10選
太陽光パネルのメーカーは数多く存在し、パネルの性能も各社で異なります。最適な会社を選ぶには、複数業者を比較し納得したうえで選ぶことが大切です。
2025年度最新のおすすめ太陽光パネルメーカーと製品を10社紹介します。
メーカー名 | モデル名 | 価格帯 (1枚あたり・税込) | 発電出力 | 変換効率 | 保証・補償 |
長州産業 | Gシリーズ | 185,900~232,430円 | 260~325W | 21.3~22.1% | モジュール出力保証:25年 構成機器保証:15年 施工保証(雨漏り保証含む):10年 |
パナソニック | MODULUS(モデュラス) | 107,800~352,000円 | 130~470W | 20.6~23.5% | モジュール出力保証:25年 製品本体保証:25年 周辺機器保証:15年 |
シャープ | BLACKSOLAR(ブラックソーラー) | 99,000~300,300円 | 120~440W | 15.3~22.6% | モジュール保証20年保証(無償) システム機器保証15年保証(無償) |
カナディアンソーラー | HiKu6 CS6R-410MS | 要お問い合わせ | 410W | 21.0% | 25年製品保証 25年出力保証 |
LONGi | Hi-MO X10 | 要お問い合わせ | 670W(最大) | 24.8% | 要お問い合わせ |
ハンファジャパン | Re.RISE-G3 | 229,680~324,280円 | 290~440W | 22.0~22.5% | 25年製品保証 25年出力保証 |
DMM | DMM.make solar | 要お問い合わせ | 280W | 21.9% | 15年製品保証 30年出力保証 10年自然災害補償 |
エクソル | VOLTURBO | 要お問い合わせ | 235~275W | 20.3~22.0% | 12~15年製品保証 25~30年出力保証 |
ネクストエナジー | NER108シリーズ | 要お問い合わせ | 410~460W | 20.9~23.0% | 製品保証12年 リニア出力保証25年 経済損失補償10年 |
トリナ・ソーラー・ジャパン | Vertex S | 要お問い合わせ | 415~435W | 20.8~21.8% | 15年製品保証 25年出力保証 |
表からは、メーカーによっては自然災害補償を提供するメーカーが少ないことがわかります。台風や地震などの多い日本では不安に感じる人も少なくないでしょう。そこで重要なのが、販売店側で提供されている保証です。
ジャパンライフアシストでは自然災害補償制度に加入しているため、安心してご利用いただけます。補償を更に充実させたい場合には、販売店側の補償制度をチェックすることも大切です。
長州産業「Gシリーズ」

メーカー名 | 長州産業株式会社 |
モデル名 | Gシリーズ |
価格帯 (1枚あたり・税込) | 185,900~232,430円 |
発電出力 | 260~325W |
変換効率 | 21.3~22.1% |
保証・補償 | モジュール出力保証:25年 構成機器保証:15年 施工保証(雨漏り保証含む):10年 |
長州産業は、日本国内で唯一自社工場を持つメーカーです。
Gシリーズの太陽光パネルは、最大22.1%の変換効率を誇りつつ、高温多湿試験を突破するなど日本の環境に最適な設計で製造されています。台形のパネルを用意しているため、限られた屋根スペースでも設置しやすいでしょう。
こんな方におすすめ
- 高品質な国産パネルを選びたい方
- 限られた屋根スペースを有効活用したい方
- 日本の環境に適応したパネルが欲しい方
パナソニック「MODULUS(モデュラス)」

メーカー名 | パナソニック |
モデル名 | MODULUS(モデュラス) |
価格帯 (1枚あたり・税込) | 107,800~352,000円 |
発電出力 | 130~470W |
変換効率 | 20.6~23.5% |
保証・補償 | モジュール出力保証:25年 製品本体保証:25年 周辺機器保証:15年 |
パナソニックは生活家電や各種電機分野での老舗メーカーです。
太陽光パネルも手掛けており、MODULUS(モデュラス)シリーズは最大23.5%の高変換効率を誇るモデルとなっています。太陽光分野での実績は40年以上にもわたるため、信頼性もばっちりです。
こんな方におすすめ
- 大手家電メーカーの信頼性を重視する方
- 発電効率を重視する方
- 実績のあるメーカーの製品を利用したい方
シャープ「BLACKSOLAR(ブラックソーラー)」

メーカー名 | シャープ |
モデル名 | BLACKSOLAR(ブラックソーラー) |
価格帯 (1枚あたり・税込) | 99,000~300,300円 |
発電出力 | 120~440W |
変換効率 | 15.3~22.6% |
保証・補償 | モジュール保証20年保証(無償) システム機器保証15年保証(無償) |
シャープは大手電機メーカーですが、太陽光パネル「BLACKSOLAR」も販売しています。お手頃価格のモデルから高性能高価格なハイエンドモデルまで様々なパネルが用意されています。
BLACKSOLARは、黒一色のデザインで屋根と一体化しやすく、見た目の美しさと性能を兼ね備えたモデルです。切妻屋根向けや寄棟屋根向けなど、屋根の形状に合わせて設置可能なため、見た目にこだわりたい方に特におすすめです。
こんな方におすすめ
- 豊富なモデルから最適なものを選びたい方
- デザイン性を重視する方
- 屋根の形状に合ったパネルが欲しい方
カナディアンソーラー「HiKu6 CS6R-410MS」

メーカー名 | カナディアンソーラー |
モデル名 | HiKu6 CS6R-410MS |
価格帯 (1枚あたり・税込) | 要お問い合わせ |
発電出力 | 410W |
変換効率 | 21.0% |
保証・補償 | 25年製品保証 25年出力保証 |
カナディアンソーラーはカナダ発の太陽光パネルメーカーです。世界中で太陽光関係の事業をおこなっており、家庭用パネルも販売しています。
HiKu6 CS6R-410MSは発電出力の高さが特徴的なモデルです。影の影響を低減する設計も施されているため、安定して高出力な太陽光発電をおこなえるでしょう。製品保証と出力保証が充実しているのもメリットです。
こんな方におすすめ
- 世界的メーカーのパネルを使いたい方
- 高性能なパネルを選びたい方
- 長期の製品保証と出力保証が欲しい方
LONGi「Hi-MO X10」

メーカー名 | LONGi |
モデル名 | Hi-MO X10 |
価格帯 (1枚あたり・税込) | 要お問い合わせ |
発電出力 | 670W(最大) |
変換効率 | 24.8% |
保証・補償 | 要お問い合わせ |
LONGi(ロンジ)は中国の太陽光パネルメーカーです。2000年に設立され、現在では上海証券取引所に上場している大手メーカーとなっています。
LONGiの「HI-MO5」シリーズは670W(最大)とトップクラスの発電出力を誇っており、変換効率も24.3%と高水準です。表面にグリッドラインがないためデザインもシンプルで、スタイリッシュな印象を重視したい方におすすめです。
こんな方におすすめ
- 国際的大手メーカーの太陽光パネルが気になる方
- トップクラスの性能の太陽光パネルが欲しい方
- スタイリッシュなデザインの太陽光パネルが欲しい方
ハンファジャパン「Re.RISE-G3」

メーカー名 | ハンファジャパン |
モデル名 | Re.RISE-G3 |
価格帯 (1枚あたり・税込) | 229,680~324,280円 |
発電出力 | 290~440W |
変換効率 | 22.0~22.5% |
保証・補償 | 25年製品保証 25年出力保証 |
ハンファは韓国の企業グループで、火薬の製造や石油化学のほか、太陽光パネルも手掛けています。
ハンファの日本支社であるハンファジャパンが提供するRe.RISE-G3は、高出力・高効率を売りとしているパネルです。保証が充実しているため長期的に安心して利用できるでしょう。また、公式サイトでは地域の環境に合わせた発電シミュレーションも可能です。
こんな方におすすめ
- 高出力・高効率な太陽光パネルが欲しい方
- 保証の充実を重視する方
DMM「DMM.make solar」

メーカー名 | DMM |
モデル名 | DMM70-5MA-280N |
価格帯 (1枚あたり・税込) | 要お問い合わせ |
発電出力 | 280W |
変換効率 | 21.9% |
保証・補償 | 15年製品保証 30年出力保証 10年自然災害補償 |
DMMは通販やデジタルコンテンツの配信を主とする会社ですが、太陽光分野にも進出しています。
DMMの「DMM.make solar」は、高い発電効率と充実した保証が特徴となっています。30年の出力保証や15年の製品保証のほか、10年間の自然災害補償が付帯している点は大きなメリットとなるでしょう。
こんな方におすすめ
- 変換効率を重視する方
- 保証を重視する方
- 災害リスクに備えたい方
エクソル「VOLTURBO」

メーカー名 | エクソル |
モデル名 | VOLTURBO |
価格帯 (1枚あたり・税込) | 要お問い合わせ |
発電出力 | 235~275W |
変換効率 | 20.3~22.0% |
保証・補償 | 12~15年製品保証 25~30年出力保証 |
エクソルは東京都に本社を持つ日本の太陽光パネルメーカーです。
VOLTURBOは「狭い屋根に太陽光発電を設置したい」といったニーズに沿って開発されており、面積が小さくなりがちな日本の住宅の屋根にも効率よく設置可能な製品となっています。パワーコンディショナの性能がよく、日射量が低い時間帯でもしっかり発電可能です。
こんな方におすすめ
- 日本のメーカーの太陽光パネルが欲しい方
- 屋根が狭く、パネルの設置スペースに制約がある方
- 影になりやすい場所での設置を検討している方
ネクストエナジー「NER108シリーズ」

メーカー名 | ネクストエナジー |
モデル名 | NER108 |
価格帯 (1枚あたり・税込) | 要お問い合わせ |
発電出力 | 410~460W |
変換効率 | 20.9~23.0% |
保証・補償 | 製品保証12年 リニア出力保証25年 経済損失補償10年 |
ネクストエナジーは長野県に 本社・商品技術センターを持つ日本の太陽光パネルメーカーです。産業向け・住宅向けを問わずに豊富な実績を重ねた会社となっています。
ネクストエナジーのフラッグシップモデルであるNER108Mシリーズは最大出力410~460W・変換効率20.9〜23.0%を誇る高性能パネルです。また、住宅の屋根だけでなく、自動車を駐車しておくカーポートへのパネル設置にも強みを持っています。
こんな方におすすめ
- 実績豊富な国産メーカーのパネルが欲しい方
- 高性能なパネルが欲しい方
- カーポートへの太陽光パネル設置も検討している方
トリナ・ソーラー・ジャパン「Vertex S」

メーカー名 | トリナ・ソーラー・ジャパン |
モデル名 | Vertex S |
価格帯 (1枚あたり・税込) | 要お問い合わせ |
発電出力 | 415~435W |
変換効率 | 20.8~21.8% |
保証・補償 | 15年製品保証 25年出力保証 |
トリナ・ソーラーは1997年に中国で設立された太陽光パネルメーカーです。
トリナ・ソーラーのVertex Sは、400W級出力モジュールとしては比較的小型で、限られたスペースでもたくさんの発電ができるようになっています。出力保証も25年と長く、安心して利用できるでしょう。
こんな方におすすめ
- 小型高出力な太陽光パネルを選びたい方
- 屋根のスペースが限られている方
- 長期の出力保証が欲しい方
国内・海外メーカーの特徴と違い
国内メーカーの太陽光パネルは、日本の住宅環境に適した設計が施されている点が特徴です。狭い屋根にパネルを敷き詰めることを想定している傾向にあるため、後付けの太陽光パネル設置でも安心です。
一方、海外製の太陽光パネルは日本製のものより安価であるケースもありますが、性能面で希望と合致しない可能性もあります。国内と海外製のどちらがよいか悩んでいる場合は、迷わず専門家に相談するとよいでしょう。
ジャパンライフアシストでは、ライフスタイルや希望にあった太陽光パネルをご提案いたします。太陽光パネル選びで悩んでいる方はぜひご相談ください!
コスパ重視!価格と性能のバランスが良いメーカー3選
太陽光パネル選びで、コストと性能のバランスは重要なポイントです。価格が安くても性能が低ければ太陽光発電のメリットを得られず、逆に高性能でも費用がかかりすぎると導入のハードルが上がります。
コスパのよい太陽光パネルメーカーを3社、ピックアップしました。
メーカー名 | モデル名 | 価格帯 (1枚あたり・税込) | 発電出力 | 変換効率 |
長州産業 | Gシリーズ | 185,900~232,430円 | 260~325W | 21.3~22.1% |
シャープ | BLACKSOLAR (ブラックソーラー) | 99,000~300,300円 | 120~440W | 15.3~22.6% |
パナソニック | MODULUS (モデュラス) | 107,800~352,000円 | 130~470W | 20.6~23.5% |
上記の3社は費用を抑えつつ、十分な発電量を確保できるモデルを提供しています。価格帯や性能面を比較してみましょう。
保証で選ぶ!製品保証や出力保証が良いメーカー3選
太陽光パネルは長期間使用する設備のため、保証が重要なポイントです。保証内容が充実しているメーカーを3社ピックアップしました。製品保証や出力保証以外の保証も意識してみましょう。
メーカー名 | モデル名 | 保証 |
DMM | DMM.make solar | 15年製品保証 30年出力保証 10年自然災害補償 |
長州産業 | Gシリーズ | モジュール出力保証:25年 構成機器保証:15年 施工保証(雨漏り保証含む):10年 |
カナディアンソーラー | HiKu6 CS6R-410MS | 25年製品保証 25年出力保証 |
長期保証が備わっていれば、万が一の際にも安心です。
蓄電池と同時導入!補助金を利用できるメーカーは?
太陽光パネルを導入する際には、補助金制度の活用が可能かどうかも考慮しましょう。補助金が利用できれば、費用を抑えて太陽光発電を導入できます。
太陽光パネル単体への補助金は基本的に提供されていませんが、蓄電池とのセット導入ならば補助対象となる可能性があります。今回紹介したメーカーごとに、蓄電池の販売の有無をまとめました(2025年3月現在)。
メーカー | 蓄電池の販売 |
長州産業 | 〇 |
パナソニック | 〇 |
シャープ | 〇 |
カナディアンソーラー | 〇 |
LONGi | × |
ハンファジャパン | 〇 |
DMM | 〇 |
エクソル | 〇 |
ネクストエナジー | 〇 |
トリナ・ソーラー・ジャパン | 〇 |
補助金を上手に活用すれば、初期費用を抑えながら安心して太陽光発電を使えるようになります。
ジャパンライフアシストでは補助金の申請代行も実施しているため、太陽光発電や蓄電池の導入を検討している方は、ぜひ一度ご相談ください!
まとめ

太陽光パネルの導入を検討する際には、価格・性能・保証を総合的に比較することが重要です。コストパフォーマンスを重視するのか、高性能で長期的な発電量を確保したいのか、または手厚い保証とメンテナンスサポートを求めるのかを念頭にメーカーを選びましょう。
また、補助金の活用も大切です。初期費用を抑えつつ高品質なパネルを導入できるようになります。長期的なメンテナンスや保証の充実度も重要な選定基準です。安定した発電を維持できるよう、複数のメーカーでパネルを比較検討しましょう。
ジャパンライフアシストでは住宅での太陽光発電を提供しています。補助金の申請代行も可能なため、太陽光発電や蓄電池の導入を検討している方は、ぜひお気軽にお問合せください。